『神武天皇と卑弥呼の時代』を出版4周年のご挨拶。


 本日で、『神武天皇と卑弥呼の時代』を出版してから、ちょうど四年になります。

 もう四年になるのかという気持ちもありますし、振り返ってみると、この四年間で本当にいろいろなことを調べ、考え、書いてきたなと思います。

 『神武天皇と卑弥呼の時代』を書いた当時は、まだ本を書くという作業そのものに慣れていませんでした。

 もちろん、それまでにも古代史について長く調べ、自分なりに考えてきたものはありました。この本は、そうして積み重ねてきたものを、一度きちんと形にしたいという思いで書いたものです。

 ですから、私にとっては、それまでの研究の一つの集大成でした。

 ただ、実際に本にまとめるとなると、「どうすれば自分の考えていることを人に伝えられるのか」「どこから説明すれば分かってもらえるのか」、そういうことも含めて、本当に手探りでした。

 今読み返せば、もっとこう書けばよかったと思うところもあります。それでも、あの時に一冊の本として最後まで完成させたことは、その後の私にとって非常に大きかったと思います。

 不思議なもので、一つの集大成として書いたはずの本が、結果として新しい研究の出発点にもなりました。

 そこから四年間、調べれば調べるほど新しい史料や伝承に出会い、当時は見えていなかったつながりも、少しずつ見えるようになってきました。

 おそらく四年前の私は、ここまで研究を続け、これだけ多くのことを書くことになるとは思っていなかったでしょう。

 そして、それを続けてこられたのは、私の研究や動画を見てくださる皆さんがいたからでもあります。

 本を読んでくださった方、動画を見続けてくださっている方、そして会員として長く応援してくださっている皆さんには、本当に感謝しています。

 四年前に一冊の本を完成させた日は、一つの到達点でした。

 でも今振り返ると、そこからまた新しい道が始まった日でもあったのだと思います。

 これから先、どこまで研究が進んでいくのか、私自身にもまだ分かりません。

 ただ、これからも一つ一つ調べ、考えながら、皆さんと一緒に古代史を追いかけていければと思っています。

 いつも本当にありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いいたします。

『神武天皇と卑弥呼の時代』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DVBHWS6H

YouTubeでも、出版4周年を迎えて今思うことをお話ししました。


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