海部氏勘注系図の解説15 忍熊皇子と難波根子建振熊命の世代。息長帯日売命(神功皇后)と武内宿禰の復権。


 『海部氏勘注系図』は十五世孫の景行天皇から始まり十八世孫の稲種命(いなだね/いなだのみこと)こと建振熊宿禰へと続きます。

景行天皇(十五世孫: 応神天皇)―丹波国造大倉岐命(十六世孫)―丹波國造明國彦命(十七世孫)―丹波國造建振熊宿禰(十八世孫)

 「勘注系図」では十六世孫の丹波国造大倉岐命から人物の前に「丹波国造」が接頭します。系図の本宗に記される十五世孫の丹波大矢田彦命(たんばのおおやたひこのみこと)までは、大王(天皇)であったとみられるのは説明してきた通りです。

 十五世孫の景行天皇(応神天皇)の配偶者はかぐや姫として描かれる息長真若中比売(おきながまわかなかつひめ)でしたが、これは継体天皇の出自を伝える『上宮記逸文』の系譜で凡牟都和希王(ほむつわけのみこ)の配偶者で有りました。

息長真若中比売(十五世孫)
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凡牟都和希王(十五世孫:応神天皇)―若野毛二俣王(十六世孫)―大郎子(一名意富富等王)(十七世孫)―乎非王(十八世孫)―汙斯王(彦主人王)(十九世孫)―乎富等大公王(継体天皇)(二十世孫)

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